二階幹事長の女性天皇は妥当か!?天皇家は万世一系の男系の皇統
先日、自民党の二階幹事長が「女性天皇」容認を主張。女性天皇と女系天皇の区別がついていないのか、それとも中国からの指令なのか、与党の幹事長として不遜な発言でした。これに対し、菅官房長官は…
自民党二階幹事長は「認めねば時代遅れ」との理由で「女性天皇容認」を口にした。「女性天皇」の是非は別として、「時代遅れ」かどうかの料簡で皇室を語ること自体はナンセンスだ。時代を超えたその不変なあり方においてこそ、皇室の皇室である所以と尊さがある。二階さんの浅知恵の及ばないところだ。
— 石平太郎 (@liyonyon) 2016年8月25日
菅官房長官「男系継承の重みをふまえ考えるも必要ある」
菅義偉官房長官は26日午前の記者会見で、自民党の二階俊博幹事長が25日のBS朝日番組の収録で、女性天皇を容認する発言をしたことについて「政府の立場でコメントすることは控えたい」とした上で「男系継承が古来例外なく、今日まで維持されてきた。この重みを踏まえながら、安定的な皇位継承の維持について考えていく必要もある」と述べた。
旧皇族の皇籍復帰を
それは「女性宮家創設」などという歴史の根幹から外れたものでなくGHQによって皇籍降下させられた旧宮家の皇籍復帰も当然視野に入る。NHKの「ニュースウオッチ9』は、図らずも、125代の長い歴史の中で、最後に天皇が皇位を生前譲位したのは江戸時代の光格天皇だったと‥@kohyu1952
— 西村幸祐 (@kohyu1952) 2016年8月28日
真に安定した皇位継承を実現させ、皇統の永続を切望するならば、昭和二十二年GHQの圧力により皇籍離脱を余儀なくされた「旧皇族」の皇籍復帰以外の選択肢はありえません。
皇籍離脱されたのは伏見宮家、山階宮家、賀陽宮家、久邇宮家、梨本宮家、朝香宮家、東久邇宮家、北白川宮家、竹田宮家、閑院宮家、東伏見宮家の十一家、人数にして五十一人。
これら旧十一宮家の中で、現在(平成十八年四月末現在)まで男系で存続しているのは、伏見・賀陽・久邇・朝香・東久邇・北白川・竹田の七家。伏見・北白川の両家を除く五家には、現当主より下の世代にも男子がおられます。
しかし旧皇族の皇籍復帰に対して、女系を認め皇統の断絶を企む勢力は、様々な詭弁を弄し反対の意を表しています。「国民の理解が得られない」、「旧皇族は全て伏見宮第二十代の邦家親王を共通の祖としており、皇室と余りにも血が離れすぎている」、「皇室を離れ既に六十年もたっている」などです。
天皇陛下を始め皇族方と旧皇族のみなさまは「菊栄親睦会」という団体を通じ、今に至る親戚づきあいを続けていらっしゃいます。皇籍を離れたのも、占領中に強制されたものであり、憲法同様なんら正当性は認められません。
明治以降の臣籍降下組はともかく、皇別摂家のみなさんを皇族にというのは、非現実的でいくらなんでも無理があります。ですが、内親王・女王と結婚した場合に限り宮家創設を認めるなり、国家からの援助や特権は一切なく、立場はあくまで民間人のままで皇位継承権のみ付与するなど、考えられる案はあるはずです。
このように、相当数にのぼる方々が天皇の男系の血筋を受け継いでいらっしゃいます。男系での継承が行き詰ることなどありえません。旧皇族の皇籍復帰を軸に、いまこそ真剣に皇位継承有資格者の拡充を図る方策を議論すべきです。何があろうとも皇統は男系によって継承されなければいけないのです。
左翼の言い分がナンセンスなのが、お分かり頂けたでしょうか?
天皇家は万世一系の男系であるという事実、古事記の時代からの日本の国柄そのものなのです。女系を主張するのは、皇統の断絶を目論む反日勢力に他なりません。