靖国神社参拝問題とは何か?

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8月15日の終戦の日を目前にし、今年も首相や閣僚の靖国神社参拝が問題視されます。国家に御霊を捧げた英霊方へ感謝を捧げるため、首相・閣僚が参拝するのは当然の事。しかも、日本人のメンタリティーに関する問題です。靖国神社参拝問題とは、一体何でしょうか?


第41話 特攻隊と魂の概念 〜「靖国神社で会おう」の真意〜【CGS ねずさん】

日本による侵略戦争の象徴ともいうべき「靖国」に参拝する事は、アジアの人々の心を傷つけると言うのが、中国・韓国の言い分。しかし、英霊方の御霊をお参りするのがいけない筈はありません。

事実、親日国の台湾では政府要人が靖国神社を参拝しており、この問題のアジアとは、特定アジア=中国・韓国の事と認識するべきでしょう。

靖国神社参拝の真実

靖国参拝が外交問題化したのは、中曽根首相が参拝をした1985年の事。
しかし、それまでは歴代首相が58回も参拝し、1953年秋の例大祭後にA級戦犯が合祀された後も、20回もの参拝がされていました。
中国はこの時点で、靖国参拝をまったく問題にしていなかったのです。

1985年8月7日、朝日新聞加藤千洋記者は「中国「日本的愛国心を問題視」」などの一連の批判記事を掲載。
1985年8月15日には、中曽根康弘首相は靖国を参拝。
しかし、この時点で中国政府からの抗議はありませんでした。

同年8月26日に、社会党の田辺書記長らが訪中し、中国に対し靖国参拝を批判する口入れを行います。
そして、翌日8月27日に、中国政府は初めて政府の公式見解として首相の靖国参拝を批判。
靖国参拝を外交問題化した元凶は、朝日新聞社会党だったのです。

以後、中国・韓国の外交カードとして利用されてきた「靖国問題」。
このように、国内の反日マスゴミや左翼勢力こそ、日本人の大敵です。
戦後の一時期、昭和天皇の御参拝を仰いできました。
今上陛下にも是非御参拝して頂ける日が来る事を、願って止みません。

A級戦犯分祀論とは? 


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A級戦犯とは?

さて、中国からの抗議の中にもありますが、大きな問題になっているのはいわゆるA級戦犯についての議論です。A級、B級C級との差は罪の大きさではなく、A級は「平和に対する罪」という新しくこしらえた罪のことです。A級戦犯といえば東条英機、あとはよく知らない、というのが大半の人の認識だと思いますが、A級戦犯で興味深いことは
・国内的には犯罪者ではない
・毎年8月15日に行われる全国戦没者追悼式でA級戦犯の遺族にも招待状が出されている
(公式にはA級戦犯も対象かどうかは何も言っていない、というのが見解のようですが)
しかしながら、とにかくA級戦犯が悪いということで出てきたのが、靖国神社からA級戦犯分祀しろという主張です。

靖国神社問題を分かりやすく整理してみる

分祀論とは?

まず、最初にお話しなければならないことは、「分祀」という言葉の使い方が間違っている、ということです。神道において分祀とは分け御霊を他の場所にお祀りすることであり、元の座には留まられます。例えば全国の稲荷神社の多くは伏見稲荷大社から分祀されているわけですが、分祀されたからといって、大元の伏見稲荷の神さまがいなくなるわけではありません。ですからA級戦犯分祀するというのは、元の神座の他に、別の場所にお祀りする場所を増やす、ということになってしまいます。


 一般的に言われているA級戦犯分祀論は、そうではなく除けということですから、「除祀」とかそういう言葉の方が合っていると思われます。最もそのような言葉はありませんので新たに作るしかありません。「除祀」の例はほとんど聞いたことがありませんが、強いてあげれば神田神社の例でしょうか。大己貴命平将門命がお祀りされていましたが、明治天皇が参拝される際に、逆賊である平将門が祀られているのはよくないとして摂社に移させたという事があったそうです。A級戦犯分祀論を唱える人は明治政府が大嫌い人も多いのですが、これと同じ事をしようとしている、というのは大変不思議な話です。


また、実際にA級戦犯分祀するには、国家が命令するわけにはいきません。本当に政教分離違反になってしまいます。ですから、靖国神社が自発的に除祀するように各所から圧力を加えるということになります。命令するよりもっとタチの悪い政教分離違反です。こんなことできるわけがありません。
ですから、もし分祀(のようなもの)をすることになっても、結局靖国神社側が納得する形でしかできないのであって、現在の分祀論者が主張するような形ではできないと断言します。

靖国神社問題を分かりやすく整理してみる

出雲大社紫野教会」のHPから、引用させて頂きました。

靖国神社分祀論者こそ、憲法20条の政教分離の規定に違反しています。左翼が錦の御旗とする憲法に、自らが違反しているのです。所詮は、中韓のご意向を伺う反響板としての役割なんでしょうか?

 

 
舞子
そう言えば、夏になると靖国参拝が騒がれとるなぁ。うち、よう分からんかった。何でお国のために尽くした方を、閣僚や総理がお参りしていかんのえ?どこの家やって、墓参りに行くやろ。
 
ゆづる
そうだよ、舞子ちゃん。尊い命を捧げた英霊に対する敬意を、国のトップが形にするのは当然さ。昔は天皇陛下も参拝されていたんだ。「靖国で会おう」と言って、若い命を散らした方々が多かったんだからね。日本の神道中韓が首を突っ込むのは、内政干渉なんだよ。反日勢力もその手先だからね。靖国参拝が当たり前になる日を望んでるよ。